長年の夢をかなえたリフォーム
山形県鶴岡市
お客様のご要望
ご主人様からは、
・星空の観察や写真を撮れるよう、天体ドームを作りたい
・作業スペースとして書斎が欲しい
また、奥様からは、
・洗濯物がたくさん干せる広いバルコニーが欲しい
とのご要望がありました。
【工事前の外観】
工事前の外観です。
現状の下屋根の上に天体観測室を増築します。
下屋根を解体するため、工事中はお天気とのにらめっこになります。
【地元産の木材を使用】
今回は鶴岡市のリフォーム補助金を使って工事をするため、地元産の木材を使用しました。
この補助金は、鶴岡産木材を１ｍ３以上使用するリフォーム工事から、申込ができます。
【建屋組み１】
まず、既存の下屋根部分を解体し、増築する建屋を組んでいきます。
一番上の８角形の部分に天体観測ドームが施工されます。
【建屋組み２】
耐震強度を上げる、筋交いや構造用金物を取り付けていきます。
筋交いとは、柱と柱の間に斜めに入れて建築物の構造を補強する部材のことです。
【建屋組み３】
ホールダウン金物という、柱が抜けないようにする金物もしっかりと取り付けました。
この金物は、地震時や台風時に柱が土台や梁から抜けるのを防ぐために、必要不可欠なものです。
【構造用合板取り付け】
耐震性能をさらに向上させるため、外周面に構造用合板を張りました。
構造用合板を張ると、面で支えるようになるため、耐震性があがります。
【断熱材施工】
天体観測室の真下となる、増築部分の外周に面した壁と天井にグラスウールの断熱材を敷き詰めます。
天体ドームの内部は、結露を防止するために、外部と同じ温度になる必要があるため、断熱材は施工しません。
【完成後 外観】
増築した天体観測室とバルコニーは、既存部分とは外壁の色を変えてアクセントにしています。
望遠鏡のある部分がドーム状になっているのが見えるでしょうか。
【天体観測ドーム内部１】
天体観測ドームの内部です。
観測用の機器が整備されています。
本格的な設備ですね。
【天体観測ドーム内部２】
天井は低いですが、ドームがあるので広く感じます。
見ているとワクワクしてきます。
【天体観測ドーム内部３】
屋根裏部屋用の階段を使って、天体観測室に登ります。
通常、階段部分は開けたままにしますが、観測時に明かりが入り込むとうまく出来ないために蓋を作りました。
【書斎】
天体観測室の下はご主人様の書斎に。
撮影した写真や観測データの整理など、作業スペースとしてご活用されています。
【バルコニー１】
広々としたバルコニーで洗濯物もたくさん干せます。
床は船の底にも用いられているFRP防水で仕上げました。
FRPは繊維強化プラスチック（Fiberglass Reinforced Plastics）の略称で、ガラス繊維などの強化材が入ったプラスチックです。
FRPは、強度・耐水性・成型性が優れていることから、船舶、水槽、バスタブ、波板、自動車、屋根材等として広く使用されています。
【バルコニー２】
バルコニーの入口です。
バルコニーに面している外壁も新しくしました。
洗濯ものを干す以外にも、テーブルセットなどを置いて、ご夫婦で夜空を楽しむこともできそうです。
お客様がＧＮＩホームに決めた決め手は何ですか？
商工会の職員で昔からの知り合いでした。
この物件の「ここはこだわった！」というポイントをは何ですか？
天体ドームの内部は外部と同じ温度になるように（温度差が生じると観測機器が曇ってちゃんと観測出来ないため）、書斎は高気密高断熱で…と作り分けているところ。
素材はどんなものを使いましたか？
鶴岡市のリフォーム補助金を使ったので地場産の木材を利用。天体ドームは専門メーカーの品物を使用。
完成後の感想をお聞かせください。
長年の夢であった天体観測室を自宅に設けられてとても嬉しい。
以前は観測機器を外に持ち運んで観測していたが、これでいつでも好きな時に観測ができます。（ご主人）
今までなかったバルコニーが出来て洗濯物を外に干せるようになり、とても嬉しい。（奥様）
ＧＮＩホームより
補助金を活用したリフォームや特殊なリフォームも、お気軽にGNIホームにお問い合わせください。
社員一同、お客様のご希望に沿えるよう、全力で対応いたします。
| 所在地 | 山形県鶴岡市 |
| リフォーム期間 | １ヶ月間 |
| 大まかな費用 | 約５００万円 |
