※写真はイメージです。
まだまだ寒さが続く季節ですが、最近は季節外れの暖かさになる日もあるため花粉が例年よりも早く飛散する現象が起きている地域もあるようです。山形県では今のところ、多くの花粉が飛散している状況ではないですが、これからの花粉シーズンに備えてお家の中でどんな対策ができるかポイントを挙げたいと思います。
まず、家に入ってくる花粉を完全に除去することは難しいです。外出時、どうしても花粉はついてきてしまうので完全に防ぐことはできません。しかし、せめて家の中だけでも花粉から悩まされずにラクに過ごしたいですね。
今回は家の中の花粉を除去できる対策や花粉を入れずに換気する方法をご紹介します。
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①家の中のほこりや花粉がたまりやすい場所をこまめに掃除
家の中で花粉がたまりやすい場所と言えば、玄関やカーテン、リビングです。家族が行き来している限り、外から持ち込んだ花粉がたまりやすいのでお掃除をいつもより念入りにされると良いでしょう。
また、衣類についた花粉が着きやすいトイレマット・バスマットはなるべくこまめに交換することで花粉を減らすことに繋がりますよ。
②空気清浄機を設置
空気清浄機はフィルター性能が高いほど花粉に有効とされています。このため、花粉をもちこみやすい場所として挙げられる玄関に空気清浄機を設置することで、外から持ち込んだ花粉を除去しやすくなります。
ただ、空気清浄機を玄関に置くのは少し抵抗がある方も多いかもしれませんね。玄関は外から帰ってきた時に最初に花粉を持ち込む第一エリアなので、家の奥に大量の花粉を持ち込むことを防げると考えてみたらいかがでしょう。
ぜひ試してみませんか。
③加湿器を設置
加湿をすることで花粉に水分がつくので重くなって床に落ちると考えられています。加湿器を設置して花粉を床に落とすことで、吸い込む軽減に繋がります。ただ、床に落ちた花粉がふたたび舞い上がって家中を広がらないようにするためにも、掃除機でこまめに吸い込むことが大切です。
掃除も行うように心がけましょう。
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①花粉が少ない時間帯に換気
家の中の空気を新しくすること、すなわち換気は重要です。しかし、換気をすることで外の花粉もとりこんでしまう恐れがあるので、いつ換気をするかというところに注意します。
13~15時頃が花粉が舞うピークと言われています。その時間をさけて換気することがのぞましいです。早朝や深夜などに意識的に換気をしてみましょう。花粉を室内に入れるリスクを少しでも低下させたいなら時間帯を変えてみましょう。
②換気扇のフィルターを2ヶ月ごとに清掃しましょう
換気扇にフィルターをつけることで外から侵入する花粉量を軽減する対策もあります。
ただし、換気扇のフィルターをつけると逆に汚れが付着しやすいといった点があります。そのため、2ヶ月に1回の頻度でホコリを吸い取って、ぬるま湯で拭き掃除することがよいでしょう。また、1年に1回はフィルター交換もおすすめです。
③洗濯物は室内に干す
洗濯物は基本的に外で干さないようにて、花粉を室内に入れないようにしましょう。
洗濯物を外に干すと花粉が衣類に付着しがちです。
とくに晴れている日こそ花粉が飛散しやすいので、室内干しをするか乾燥機を使うことを推奨します。
④衣類の素材を厳選する
ナイロン・レザー・ポリエステルといった表面が平坦でつるつるした素材は花粉がつきにくいとされています。
一方で羊毛や毛糸のニットなどは花粉が隙間に入り込んで付着しやすいとされています。洋服の素材を少し変えるだけでも花粉を抑制する効果が期待できます。
⑤静電気防止スプレーを衣類に使用
静電気が発生していると花粉は衣類に付きやすくなります。
静電気防止スプレーを活用して花粉が衣類に付着しないようすることも対策のひとつです。静電気スプレーの使用だけでなく、上記でご紹介した対策と組み合わせることで花粉症を抑制しやすくなりますよ。
⑥帰宅時に花粉を玄関前で落とす
花粉を室内に持ち込まないようにする簡単な対策は玄関前で花粉を落としてから家に入ることです。家に入る前に玄関の前で衣類について花粉を手で払うなどしてから帰宅するとよいでしょう。
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①花粉を通しにくい網戸に替える
花粉対策がされている網戸を使うと換気の際に花粉が入りづらくなります。
網目が小さく加工した網戸に交換することで換気の際に花粉の侵入を抑制できるでしょう。
②衣類の収納を備えたシューズクロークをつくる
玄関横に「シューズクローク」を作って上着や帽子も保管しておけば、服についた花粉を室内に大量に持ち込むリスクを低下させられます。花粉だけではなく新型コロナウイルスなどの対策にもなるので、お家を建てる際やリフォームで検討してみるのはいかがでしょうか。
③花粉症対策ができる換気システムを使う
「換気システム」は窓をあけずに換気をする方法として有効です。「換気システム」の中には花粉を98%カットする製品もあるので、他の対策では足りない場合にぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
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