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今月23日、NHKの山形 NEWS WEBで「山形県を含む東北南部が梅雨入り」と発表されました。
気象庁によりますと、今年は平年より11日遅い梅雨入りとなったそうです。
梅雨といえば、湿度が高くジメジメとした憂鬱な季節ですね。
家の中に溜まった湿気によるカビやにおい、ダニなどに悩まされたことのある方も多いのではないでしょうか。
湿気を溜まった状態だとトラブルの原因となるため、湿気対策を適切に行うことが重要です。
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梅雨の時期に家の中に溜まりがちな湿気を放置すると、さまざまなトラブルが発生する恐れがあります。
主な具体例を3つご紹介いたします。
・カビや細菌が繁殖し、嫌なにおいの原因になる
カビは室温25~28℃、湿度60%になると発生しやすいので、室温が25℃以上で湿度も高くなりがちな梅雨は特に気を付けましょう。
湿気が高いことで、壁や窓の内側で結露が発生してカビが生えてしまいます。
また、カビは独特なにおいの原因にもなりますので、注意が必要です。
・ダニやムカデなどの害虫が発生しやすくなる
梅雨から夏にかけて、湿度の高い場所にはダニやムカデなどの害虫が発生しやすくなります。
室内にカビが生えていると、カビをエサとするダニが増殖し、また死骸を家族が吸い込んでしまうと、アレルギー症状の発生や悪化につながる可能性があります。
・熱中症や病気のリスクが高くなる
熱中症になるリスクをはかるヒートインデックスという指標によると、気温30℃・湿度60%の環境でも熱中症にかかってしまう危険があると言われています。
湿度と温度の両方が高い環境下では、汗が気化しにくくなるので、うまく体温調節ができなくなってしまうことが原因です。
梅雨の時期には湿度に併せて気温が高い日も多いので、要注意です。
厚生労働省の「建築物環境衛生管理基準」によると、建物内で衛生的な環境を維持するのに適している条件は、
湿度:40~70%
室温:18~28℃
と言われています。
室内の温度と湿度が適切な数値になるよう、正しい対策を行っていきましょう。
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家の中で湿気がたまりやすい場所は、窓付近や家具の裏側、クローゼットや押し入れの中、下駄箱や床下収納、布団やベッド、室内干しをする場所や風通しの悪い場所などが挙げられます。
上記の湿気が溜まりやすい場所におすすめな湿気対策をご紹介いたします。
1、こまめに換気する
天気のいい日には、こまめに換気をして湿気を外に逃がして部屋の湿度を下げましょう。
特に湿気が溜まりやすい梅雨は、数時間に1回以上、1回につき5~10分程の換気をすることが望ましいです。
換気の際には、窓や扉を開けて空気の通り道を作るようにし、効率良く空気を入れ替えましょう。
2、サーキュレーターや換気扇、エアコンを活用する
換気がしづらい風通しの悪い部屋には、サーキュレーターや扇風機、エアコンで風を送って空気を循環させましょう。
併せて窓を開けながら行うとより効果的に!
3、部屋の広さに対応した除湿器を使う
部屋の広さに対応した除湿器を使わないと、十分に除湿能力を発揮できないことも。
除湿器を置く場合には広さが対応しているか確かめましょう。
4、結露対策グッズや除湿剤を使う
除湿剤や結露対策グッズを使うのも効果的です。
除湿剤はシートタイプや据え置きタイプなど、様々なタイプがあるのでお家の場所に合った除湿剤を使いましょう。
他に除湿効果のあるものとして、新聞紙や重曹・炭などもあります。
下駄箱など匂いや湿気がこもりやすい場所に置くと、脱臭・除湿効果が期待できます。
また、窓や窓付近にできた結露は、見つけたらこまめに乾いた布や新聞紙で拭き取りましょう。
結露を拭き取ってから換気をすると、より部屋の中の湿気を外に逃がすことができます。
5、家具は隙間を空けて配置する
家具と家具の間に隙間がないと風通しが悪くなり、空気の循環も妨げられてしまいます。
ソファーや棚などの家具は、壁とも密着しないように配置するとカビの発生を防ぎ、風の通り道を作ることができます。
上記の対策を行って梅雨の湿気を吹き飛ばして快適に乗り切りましょう!
GNIホームでは、結露の発生を防ぐ通気工法を採用した湿気対策を行っております。
また、床下に湿気を寄せ付けない基礎全周換気工法で、高い通気性を確保しています。
GNIホームでは、住まいについてのさまざまなご相談を受け付けておりますので、
何か住まいのことでお困りのことがありましたらご気軽にご連絡ください。
記事元はこちら
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20240624/6020020857.html
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